高脂血症の予防
今の飽食時代にあって、中高年の約40%が高脂肪血症(脂質異常症)と言われており、40歳以上の男性の半数がメタボリックシンドロームやメタボリックシンドローム予備軍だと言われています。
高脂血症は放っておくと非常に怖い病気であり、高脂血症になってしまうと、あらゆる病気を併発（合併症）させてしまい、最悪の場合、命にも関わってきます。
しかし、高脂血症は日常生活を見直すことで、特に初期段階においては症状の改善をすることが可能です。
高脂血症と診断されたら、最初に食事に関する指導、いわゆる食事療法を受けることになります。
まず、高脂血症の患者さんは、カロリーの摂りすぎには注意しなければいけませんし、過食などは絶対にしてはいけません。
高脂血症の人があまり食べないようにした方が良い食べ物としてはコレステロール値が高い以下のようなものがあります。
マヨネーズ
バター
卵
シシャモ
やりいか
うなぎ
また、糖分を多く含むジュースや大福餅、あんぱん、ケーキ、みかん、柿などの食品もあまり食べない方がいいようです。
さらに高脂血症を予防するには、牛や豚などの脂っこい肉料理中心の食生活をせずに、魚や植物性の食品、大豆製品などでたんぱく質を摂るようにしましょう。
また、高脂血症予防には野菜を多く摂ることも良いとされており、血液サラサラ成分を多く含んだサプリメントを活用するのも非常に有効とされています。