脳卒中と運動
脳卒中は最近では働き盛りの世代にも急増していると言われていますが、脳卒中の危険と隣り合わせのこれらの世代に共通してる悩みの一つは、身体を動かす時間がなかなか取れないということです。
多くの人が長時間にわたってオフィスのデスクに縛り付けられているような日常では、運動する時間はないに等しいですし、こういった日常生活は脳卒中の危険因子そのものだと言っても過言ではないでしょう。
普段から運動をしていないと、血管が細くなってしまい、高血圧や動脈硬化といった血管の病気になりやすいのはよく知られていますし、逆に運動をしていると、血液を送る量が多くなり、余分なコレステロールを排除したり、血管そのものを柔軟にして高血圧の予防にもつながります。
それでは、脳卒中予防に有効な運動とはどんな運動でしょうか。
一口に運動と言っても大きくは以下のように無酸素運動と有酸素運動とに分けることができます。
有酸素運動
⇒あまり力を必要とせず、長時間できるもので、ウォーキングやサイクリング、エアロビクスダンスなど全身運動や脚を使った運動。
無酸素運動
⇒瞬間的に素早く動いたり、最大限に近い力を必要とする短距離走、格闘技、筋トレなど健康的な引き締まった身体作りを目的とする運動。
上記で脳卒中予防に適しているのは有酸素運動の方ですので、無理をしない程度の自分の体調に合った運動を選びましょう。
若い頃には運動をする機会がありますが、歳をとるにつれてなかなか運動する機会がないという人も多いですが、このような簡単な有酸素運動を心がけて、歩いて行ける所はあえて車を使わない等、日常的に身体を動かすようにしましょう。
また、脳卒中を発症しても、日頃から運動しておけば軽くて済むとも言われており、長期的なアウトカムの悪化も少ないという報告もあるようですので、普段の生活の中に積極的に運動の習慣を取り入れていきましょう。
そして、そういった生活習慣の見直しとともに脳卒中予防に重要なのが、血液をサラサラにして血管の強度を上げていくことです。
硫化アリルといった血液サラサラ成分を多く含んだ今話題の血液サラサラサプリメントを運動とともに普段から摂り入れることをお奨めします。