脳卒中の後遺症とリハビリ

脳卒中で、幸いにして重篤な事態は避けられたとしても、その治療後に苦しむのは後遺症の問題があります。
症状としては、手足のマヒを始め、言語障害や視覚障害、感覚障害など、脳卒中を患った部位と障害の程度にもよります。
これらの症状は、大きな発作の前ぶれとして現れることもあります。
突然意識を失って倒れた場合は、気がついたら手足が動かなくなってた、言葉をしゃべれなくなっていたなどということもありますが、脳卒中の後遺症を克服するためには、現実を冷静に受け止めて、脳卒中になった本人だけでなく、家族全体で対処していくことが重要です。
不幸にして脳卒中を患い、後遺症が生じたとしても、その後の薬物治療やリハビリによって完全回復することもありますので、あまり悲観せずに前向きに対処していきましょう。

2011年9月4日の日曜日にNHKテレビで、「4年間リハビリを頑張ってきても動かなかった指が、わずか10分の訓練で動き始めた」という内容の番組がありました。
今、脳卒中の治療で新たなリハビリが次々に開発され、驚異的な効果を上げているという内容の番組です。
この番組のキャスターは、これ迄もNHKスペシャルで脳卒中リハビリを取材してきた藤田太寅さんという方で、自らも脳卒中を経験、今もリハビリを続けているとのことで、当事者として非常に説得力のある解説が素晴らしかったです。
現在、日本には約280万人にのぼる脳卒中患者がいると言われており、医療の発達で命を落とすケースは減ったものの、相変わらず脳卒中による後遺症である「マヒ」の問題は深刻で、介護が必要になる原因の第一位にもなっているようです。
後遺症問題の解決にはリハビリが重要であることはいうまでもありませんが、今までの常識では、発症後6ヶ月を超えたあたりから効果が落ちるとされてきました。
それが、最近、脳科学の急速な発達によって傷ついた脳が再生するメカニズムが次第に明らかになり、時間を経過した患者でも後遺症としての「マヒ」を改善する手法が発見されているとのことで、脳卒中の後遺症に悩む多くの人にとってはとてもうれしい内容も紹介されていました。
そして、リハビリとともに重要なのが、食生活といった生活習慣そのもの見直しです。脳卒中や多くの生活習慣病の根本的な原因は血液の流れが悪くなって血管そのものも脆くなっていることです。
ですから、脳卒中の後遺症に悩まれている方は、先進のリハビリとともに血液サラサラ効果のある成分を多く含んだサプリメント等を摂っていくことをお奨めします。

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