認知症と血液サラサラ
血液がドロドロの状態にある場合は、血管壁に脂肪などがこびりつき動脈硬化が進み、その結果、脳梗塞から脳血管性認知症を引き起こしてしまいます。
血管の太さは、大動脈で3〜4cmもあるのですが、毛細血管になると大動脈の7/1000mmしかありません。
しかも驚くことにこんな細い血管を流れている血液が身体の中を一周するのに1分もかからないそうです。
この血液中の脂肪や糖分が増えてくると、血液中に含まれている成分、赤血球、白血球、血小板がお互いにくっつきやすくなり、そのことによって血液の粘土が高くなり、血液の流れが悪くなって血管が詰まりやすくなるのです。
そして、動脈硬化からさらに症状が進んで脳血管性認知症になるリスクが高くなるという訳です。
また、全身を流れる血液の20%は脳に流れていると言われており、血液がドロドロ状態で脳へ酸素が全くいかなくなるとわずか10分で脳細胞は死滅するそうです。
ですから、血液がスムーズに流れていくように血液サラサラの状態にしておくことが非常に重要であり、ドロドロの血液をサラサラの血液になるようにまずは食生活を見直すことが大事になってきます。
つまり、血液をサラサラにする食品を摂ること最も大切で、血液サラサラ食品の代表格である行者ニンニクや玉ねぎ、黒酢といった食品を摂るようにしましょう。
行者ニンニクには血液サラサラ効果の高い硫化アリルが通常のニンニクの4倍ほど含まれており、さらに玉ねぎは血中の悪玉コレステロールを減少させる働きや血小板の凝固を抑制する作用を備えていることも証明されています。