狭心症とは

狭心症(きょうしんしょう、angina pectoris)とは、2012年2月に天皇陛下が冠動脈バイパス手術を受けられた際にその病名として「狭心症」がニュースで報じられたので多くの方が耳にされたことと思いますが、狭心症とは心臓の栄養血管である冠動脈の血流が不足することによって起こる一過性の心筋の虚血のための胸痛・胸部圧迫感などの主症状のことを指します。
多くの場合、冠動脈の動脈硬化によって生じた冠動脈の狭窄が血流を障害することが原因となりますが、それ程進んだ動脈硬化がないにもかかわらず、冠動脈が痙攣性に収縮を起こして縮んでしまう(攣縮)するタイプもあり、また子供の病気である川崎病の後遺症や大動脈弁膜症が原因になる場合もあります。
狭心症自体は一時的なものですが、心筋梗塞にもつながる可能性の高い虚血性心疾患ですので注意が必要です。

以下は、岡村病院 心臓血管外科医の岡村高雄院長による狭心症のご説明動画です。

狭心症は、心筋梗塞にもつながる可能性の高い虚血性心疾患で、とても恐ろしい病気です。
ちょっとした胸の痛みや圧迫感でも、軽視せず、早めに受診し、治療をすることで症状を改善することもできますので、症状が悪化する前に病院に行くことをお奨めします。
また、狭心症の直接的な原因は冠状動脈の硬化(冠状動脈硬化症)とされていますが、冠状動脈硬化症は、別名、アテローム硬化症とも言い、血液中のコレステロールなどの脂質が血管の内膜に沈着して血液がドロドロ状態になり、動脈が狭窄した状態です。
こういった狭心症の原因を防ぐには、常に血液がサラサラと流れるような状態することが先決となってきますが、それには、血液サラサラに役立つ食品を積極的に摂取することです。

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