狭心症と血液サラサラ

狭心症を語る際に、心筋梗塞のことを避けて通ることはできません。狭心症自体は一時的なものでそれ程怖い病気ではありませんが、心筋梗塞に発展する恐れがあるため、実はかなりの注意が必要です。
狭心症は、通常、冠状動脈に動脈硬化が起きて血流が減り、心臓の筋肉に血流が行き渡らなくなって起こる発作です。
冠状動脈は心臓を支えるために多くの血液が流れており、それだけ負担もかかりやすく動脈硬化が起きやすい血管であるとも言えます。
また狭心症は、通常、胸の中心付近に締め付けられるような痛みや圧迫感を感じますが、人によっては喉や背中が痛んだり、ひどい肩こりが起こる場合もあります。
そして、狭心症が発展して発症する可能性のある心筋梗塞は、冠状動脈の血流が完全にストップしてしまう恐ろしい病気です。
動脈硬化が進行する事で血管が細くなり、そこに血栓などが詰まると心臓の筋肉に酸素や栄養行き届かなくなって壊死してしまいます。これが心筋梗塞の正体ですが、時には命にも関わる深刻な病気です。
この動脈硬化は、ドロドロの血液を放っておくことで発症するケースが殆どで、さらにこの動脈硬化が狭心症の症状として現れ、ついには心筋梗塞も起きやすくなるのです。
血液がドロドロ状態で、血流が悪いことの問題として、血液の塊である血栓が出来やすくなることがあります。
このように血管に動脈硬化症状があると、特に問題となってきます。つまり、血栓が血液とともに流れて血管に詰まると、場所によっては命に関わる危険も出てくるわけです。
従って、万が一、狭心症の症状が出た場合には、症状の程度に関係なく、とにかく早めに医師の診断を受けることが重要であり、さらに普段の生活においては食生活を中心に生活習慣の見直しを図って血液をサラサラ状態にもっていくことを心がけましょう。

それには、まず血液サラサラ成分を多く含んだ食品を積極的に摂りいれることが有効であり、その代表例がタマネギや行者ニンニクと言われています。
タマネギには、血液中の脂質が血管に付着するのを防ぐケルセンという成分やブドウ糖の代謝を促進する硫化プロピル、余分なコレステロールを排出する働きのあるアリシンなどの成分が多く含まれています。
また、硫化プロピルは、加熱すると成分が変化してしまうため、血液サラサラ効果を得るためには、タマネギは生で摂取すると良いでしょう。
さらにタマネギは血中の悪玉コレステロールを減少させる働きや血小板の凝固を抑制する作用を備えていることも証明されています。

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