痛風発作の痛みは最強クラス!
痛風発作はある日突然に襲ってきます。
寝る時までは何ともなかったのに、寝ている間に激しい痛みに襲われるのです。
この痛風の痛さというものは痛風発作を経験した事のない人にはなかなか味わえない最強の痛さと言われていますが、逆に痛風発作を経験した事のある人は、当たり前ですがその痛みを十分に分かっている事と思います。
実際に痛風発作を起こした痛風患者さんが表現する痛風発作の痛さ加減について列挙すると、
- 足の指を万力でで締め上げられるような痛さ
- 足の指の骨の中から何かでえぐり出されるような痛さ
- 足の指の傷口にキリを差し込まれ、キリキリ揉みたてられるような痛さ
- 足の指の関節に溶けた鉛を注ぎ込まれるような痛さ
といったものが上げられます。
ちょっと生々しくて申し訳ないですが、痛みの中では最強(病気の痛さをレベルで表わすと痛風はLV99だそいうです)で我慢のできないような痛さであることがよく分かるともいます。
初めての痛風発作は、片方の足の関節部に発生する単関節炎が最も一般的で、両方の足が同時に襲われたり、あちこちに多発する事はまずありません。足の親指の付け根がもっともよく発生し、全体の7割を占めています。
いずれにしてもこの最強の激痛は、できれば経験しないことにこしたことはありませんので、普段から
- 暴飲(特にビール)・暴食(肉類や煮干し系のプリン体を多く含むもの)を避ける
- ストレスをためない
- 血液をサラサラ状態に保つ
といったことを心がけて痛風発作を未然に防ぐのが得策です。
痛風が最も痛いタイミング
痛風が最も痛いのは、朝起きた時です。(外部から物理的刺激が加えられたケースは除きます)
朝起床して立ち上がった人間の体内では、水平になって身体中に広がっていた血液が重力の影響を受けて一気に最下方の足先に向けて流れ出してきます。その時の痛みたるや、まさに痛風発作を経験したものでないと分からない何とも表現のしようのない激しい痛みです。
従いまして、起床する時にはまず上体から、そして屈み姿勢に移り、徐々に立ち上がっていくという体勢にならざるを得ないです。これは、夜中にトイレに起きあがったタイミングでも同じことになります。早くトイレに行きたくても意思に反して足が前に出ないというジレンマに陥る、痛風患者の切なさが待っています。。。とにかくこうなる前に生活習慣を改めて痛風予防に努めましょう。