痛風に良い食べ物について

痛風に悪い食べ物は、前述したようにプリン体(尿酸を生み出す大元)を多く含む飲料・食品ですが、逆に痛風に良い食べ物というのはあるんでしょうか?
痛風に良い食べ物とは、ずばり尿をアルカリ性に近づける効果がある食材です。
尿がアルカリ性に近づくと、尿酸が溶けやすくなるので血液中に尿酸が溜まりにくくなり、尿酸値を下げることができるという訳です。
アルカリ性食品は、野菜類・海藻類・きのこ類などが代表的なものになります。
野菜類では緑黄色野菜、根菜類、イモ類がお奨めで、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、春菊、小松菜といった緑黄色野菜の他、ごぼう、大根、かぶといった根菜類、ジャガイモ、さといも、さつまいもといったイモ類がそれに当たります。
海藻類は、ひじき、昆布、わかめなどが代表的なものになります。
きのこ類は、しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきなどが代表的なものになります。
また、いちごやブルーベリー、バナナ、メロン、グレープフルーツなどの果物にも、尿をアルカリ化させる働きがあります。
これらの食材を見ていくと、尿酸の排泄に効果があるのはもちろんのこと、肥満を防ぐ食材としても当てはまりますので、生活習慣病全般にも良い食材ということになります。
動物性タンパク質の摂取を控えめにし、野菜や海草、きのこといった食材を意識して摂取するようにするだけで、肥満を解消するだけでなく、同時に生活習慣病を予防することも出来るのです。
痛風によい食べ物を、毎日の食生活にバランスよく取り入れ、尿酸をドーっと排出し、尿酸を溜めない体作りをしましょう。

血液サラサラ効果の食品

痛風に良い食べ物として、前述したように尿をアルカリ性に近づける効果のある食品を上げましたが、痛風には血液をサラサラにする食品も非常に大きな効果があります。
なかでも玉ねぎは血液サラサラ効果が高い食品であるということは、テレビや雑誌の健康特集などでもよく取り上げられているのでご存知の人も多いと思います。
玉ねぎには独特の刺激臭と辛味がありますが、それらの特徴を発している【硫化アリル(アリシン)】という成分に血液をサラサラにする効果があります。硫化アリル(アリシン)には血液が固まるのを抑えるといった働きや、血中の悪玉コレステロールを減らす働きもあり、血液が詰まって血栓が生じるのを予防する効能があるとされています。
血液サラサラ効果が期待できる食品・食材として認知度の高い玉ねぎ以外にも、玉ねぎと同じユリ科のニンニクもドロドロ血液の改善に効果的だと言われていますが、その中でも今話題のニンニクの血液サラサラ効果は抜群だと言われています。

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