早期高血圧とは
早期高血圧とは、睡眠中も血圧が高い状態が続くことによって脳や心臓、腎臓などに負担がかかっている状態です。
早期高血圧は確定的な自覚症状がないので、気づくのはなかなか難しいですが、朝目が覚めて起き上がる時に急に頭がズキンと痛む、といった症状がある場合は早期高血圧を疑ってみた方がいいかもしれません。
また、少しでも心当たりのある方は、日頃から血圧を測定しておくことをお奨めします。
早期高血圧の患者さんは、目が覚めてからしばらくは安静にしているのがいいようです。
目が覚めると同時に元気よく起き出すと、交感神経が急激に活性化して血圧が一気に上がってしまうので、目覚めて10分間くらいは布団の中で安静にして、それから起きだすくらいが丁度良いとされています。
また、起床後も急いで行動を起こすと血圧を上げる原因になりますので、なるべく余裕をもって行動するようにしましょう。
この他に、寒さなど急激な温度変化も血圧に影響を及ぼすとされていますので、暖かい布団の中と部屋の温度に大きな差があると、血圧を上げることになります。
起床後に寒いと感じないように起きたらすぐに暖かい上着をきたり、タイマーで暖房をセットしたりと、急激な温度変化を防ぐことが重要になってきます。
早朝高血圧の人は、脳・心血管疾患の危険性が3〜6倍高いと言われていますので、とにかく早期に生活習慣を見直してその改善・予防に努めましょう!
血圧を正常に戻すのには、やはり血液をサラサラ状態に持っていくのが早道と言われていますので、食生活や適切な運動等を心がけるとともに、血液サラサラ成分を多く含んだサプリメントで補うのもいいでしょう。