高血圧の薬の種類と副作用

高血圧は、食事改善や運動療法といった生活改善でもなかなか治らない場合に高血圧の降圧剤を使用して血圧の安定を促したりします。
しかしながら、高血圧の降圧剤は病気の根治が目的ではなく血圧を安定させるというコントロールが主な目的となるとともに、高血圧の薬の副作用は、多少なりともあることを理解しておく必要があります。

高血圧の薬は一種類ではなく、様々な種類の薬を組み合わせて調整していくものがほとんどですが、どんな薬が処方されているのか自分でも分かっていることが重要になってきます。というのも、高血圧の薬にはいくつもの副作用があり、例えば以下のようなものが上げられています。

  • アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
    ⇒妊娠中や妊娠の可能性がある時には服用できない薬です。高カリウム血症の人も服用できません。副作用としては、めまいや動悸が起こる可能性があります。
  • アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)
    ⇒妊娠の可能性がある場合には使用できない薬になります。この薬も、高カリウム血症は服用しない方がいいでしょう。考えられる主な副作用は、空咳になります。
  • カルシウム拮抗薬
    ⇒歯肉の腫れ、顔の火照り、足のむくみ、尿の量の増加。
  • β遮断薬
    ⇒気管支ぜんそくの人は服用できません。副作用としては、手足の冷え、インポテンス、息切れ、徐脈など。
  • 利尿薬
    ⇒通風、糖尿病、インポテンス、脱水・低カリウム血症まど。

持病のある方は事前に医師に伝えておくことが最も大事になります。

高血圧と持病で副作用

高血圧の薬の副作用は大なり小なり伴うことはある意味仕方ないとも考えられますが、持病のある方は持病の悪化に繋がりかねませんので更なる注意が必要になります。
病院に行って診断を受けた場合には持病の有無をしっかり伝えて、持病のある方は病気の大小に関わらずに医師にしっかりその旨を伝えることが重要になってきます。
また高血圧も軽いうちは食事療法や運動療法で十分改善できますので、やはりまずは早期発見を心がけてちょっとでも疑わしき症状が見え隠れした場合は、生活習慣の改善を始めてみてください。さらに高血圧症には何といっても血液をサラサラ状態にもっていくとことが第一の対処法になります。

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