心筋梗塞の症状

心筋梗塞(しんきんこうそく)は、特別な人だけの病気ではなく、成人の誰もが発症する可能性のある循環器系の疾患の1つです。
心筋梗塞の発症数は日本だけで年間15万人とも言われ、発症しやすい年代は、男性が60代前半、女性が70歳代というデータがあります。
心筋梗塞の死亡率は高く、発症した人の3割から4割という致死率の高さで、その半分以上の死亡患者は病院に到着する前に、また心筋梗塞を発症してから2時間以内に死に至ると言われています。
この心筋梗塞の症状は、胸が締め付けられたような痛みや、刺されたような痛みが突然現れます。
心筋梗塞の胸の痛みは狭心症と同じなのですが、痛みの強さは心筋梗塞の方が圧倒的に強いとされています。
痛みが起こる場所は、胸の真ん中に起こることが多く、他には、胸の左側、胸全体、胸の右側、溝おち等で、肩や左腕、下顎に迄痛みを感じることもあります。
冷や汗が出ることも多く、吐き気・嘔吐をしたり、意識が薄れて失神してしまったりすることもあります。
また、高齢者では、胸の痛みなどの症状ではなく、息切れ、吐き気、などの症状が起こることもありますが、糖尿病の方や高齢者ではあまり痛みを感じないといったこともあります。
心筋梗塞になると、不整脈、心不全、心原性ショックなどの重い合併症が起こることもありますが、これらの合併症が起こるととても危険な状態になってしまいますのでより注意が必要になってきます。

  • 不整脈⇒拍動(はくどう)のリズムが乱れている状態のことです。
  • 心不全⇒心臓から動脈へ血液を送れなくなる状態のことで、心臓の末期的な状態です。
  • 心原性ショック⇒心臓が原因で急に循環不全(組織への血液循環が不良になった状態)になり、血圧が低下して意識が消失する危険な状態です。

心筋梗塞による痛みが続く時間は、30分から数時間以上にもなることがあり、狭心症よりも痛みが長く続くことが特徴になります。
胸の痛みなどの症状が10分〜15分以上続くようなら心筋梗塞の可能性があるので、すぐに専門の医師に診てもらいましょう。対応が遅れると最悪の結果になってしまう可能性もあるので、とにかく直ぐに病院へ行くことが重要です。

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