温泉は心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患と脳卒中予防に効能あり
温泉好きな日本人にとってはとても嬉しい調査結果があります。
九州大学病院別府病院と別府市、市医師会の調査結果によると、温泉を毎日利用する人は、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患と脳卒中にかかりにくい傾向があるとする中間結果を発表しました。同病院は「現時点では温泉の病気予防効果がうかがえる結果」と説明しており、昔から保養や旅行に温泉が欠かせない日本の伝統をその調査結果が裏付けしているような感じがします。
同病院はまず、日本人の三大疾病のがんと心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳卒中について、温泉入浴との関係性を分析。虚血性心疾患は毎日利用者のうち6・1%、毎日でない人のうち8・2%が発症。脳卒中については毎日利用者の2・0%、毎日でない人の3・4%となり、いずれも毎日利用する人の発症する割合が低かったといいます。
温泉に浸かった時のあの何とも言えないゆったり感と、湯上りのリラックスタイムはいかにも血液の流れをスムーズにしてくれる感じがあるので、この調査結果の信憑性にも頷けますよね。