タマネギは動脈硬化の救世主
今、血管を柔らかくするケルセチンをたっぷり含んだ「タマネギ」が動脈硬化の救世主として話題になっています。
タマネギには「血液をサラサラにしてくれる」効果があることはよく知られていますが、実はそれだけではないのです。
血管を若返らせるケルセチンという成分が非常に多く含まれており(モロヘイヤの2倍以上と言われています)、さらにケルセチンは抗酸化力が非常に強いポリフェノールの一種でもあるんです。
1日に半玉から1玉食べ続けると、血管年齢を10歳から20歳若返らせることも夢でもなく、タマネギは動脈硬化改善に有効な食材として注目を集めています。
ある実験結果によると、動脈硬化予備軍の40代男性に1週間玉ねぎを食べ続けてもらって血管の柔軟性を計ったところ、劇的に改善して平常レベルに戻っていたとのことです。
また、40代の22人に30日間タマネギを食べてもらったところ、17人に血管若返り効果があったという報告もあります。
血液中の活性酸素が多いと一酸化窒素の働きを邪魔して動脈硬化を引き起こすと言われていますが、ケルセチンは活性酸素をやっつける力が強く、血管の柔軟性を保ってくれる作用があります。そのケルセチンをたっぷり含んでいるのがタマネギというわけです。
毎日タマネギを1個というのはちょっと大変という方も、1週間に3日ぐらい心がけるだけでも効果は期待できるとのことですのでまずはこの辺りから挑戦してみるのもいいかもしれません。