脳梗塞の原因
脳梗塞は誰でもなりうる病気です。そして、脳梗塞はとても危険で怖い病気です。
日本では約140万人の脳梗塞患者がいると言われ、年間8万人の方が脳梗塞で亡くなっているのです。
また、死亡を免れたとしても、手足が動かない、言葉が喋れない等の後遺障害が残り、仕事に復帰できないだけではなく、介護者なしでは日常生活を送れなくなることもあります。
そして、脳梗塞は中高年に多い病気といわれていましたが、不摂生な食事や運動不足といった生活習慣の乱れが引き金となって最近では若年者にも増えてきました。
そして脳梗塞の原因として一番多いのが動脈硬化によるもので、次に元サッカー日本代表監督イビチャ・オシムさんの持病としてお話しされていた不整脈だと言われています。
●動脈硬化
食生活の欧米化に伴って増加している動脈硬化ですが、動脈硬化によって血管の中が細くなった結果、脳の血流が滞って詰まってしまうことで脳梗塞を引き起こします。
細い血管が詰まる「ラクナ梗塞」と太い血管が詰まる「アテローム型脳血栓症」の大きく2つに分類されます。
●不整脈
心臓の不整脈の一つである心房細動がある場合は、脳梗塞リスクが非常に高いとされています。
心房細動で心臓のリズムが乱れると心臓内に血の塊（血栓）が出来やすくなるため、この血栓が心臓から送り出される血流に乗って流れていき、脳血管を詰めてしまいます。このタイプを「脳塞栓症」と呼びます。
このように、脳梗塞の原因となる上記の病気そのものは、主に血液の流れの悪さに伴う血管の詰まりによるものです。
これらの原因としては、日常生活の中での食事、運動不足などが上げられますので、まずはそういった方面の生活習慣の見直しが必要になりますが、さらに効果的な予防・改善に有効とされるのが、今話題の血液をサラサラにするサプリメントです。