脳梗塞と血液サラサラ

血液の流れが悪くなって血液がドロドロになると、血管が詰まりやすくなって脳梗塞の引き金になります。
血液の55%は液体ですが、残り45%は細胞成分と言われる赤血球、白血球、血小板などがあり、この内、最も多いのが赤血球で全細胞成分の90%以上を占めます。
煙草を吸う方では、多血症、すなわち赤血球が異常に増えていることが多く、そのせいで血液がドロドロとした状態になりがちで、注意が必要です。
また、水分の摂取が不足しますと、脱水、すなわち血液中の水分が足りなくなって、やはり血液がドロドロとした状態になります。
そこで、日々、こまめに水分を補給することで、血液が粘り気を帯びるのを防ぐことができます。
このような血液ドロドロ状態は、脳梗塞になる危険度を一気に増加させてしまいます。
一方、血小板は、もともと血管に傷ができた時に、その部分で血液を固まらせて傷口をふさぐという、大切な働きに関係しています。この血液の凝固は、まず血液中の血小板が凝集することから始まるのですが、この血小板の凝集が、起こってはいけない時に起こるととても困ったことになります。例えば、これが動脈硬化などで狭くなった部分の血管で起こりますと、血液の塊(血栓)を作って、この血管を詰まらせてしまうことになります。つまり、血管が詰まる最大の原因のひとつが血小板の凝集なのです。
では、血栓ができるのを防ぎ、常に血液がサラサラと流れるようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
それには、血液サラサラに役立つ食品を積極的に摂取することです。中でも、血液サラサラ食品の代表格であるクエン酸や行者ニンニク、タマネギ、黒酢といった食品を摂るようにしましょう。
行者ニンニクには血液サラサラ効果の高い硫化アリルが通常のニンニクの4倍ほど含まれており、さらにタマネギは血中の悪玉コレステロールを減少させる働きや血小板の凝固を抑制する作用を備えていることも証明されています。

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